混沌の屋形風呂: 201601 - 批发价SEO

2016/01/31

PEN-Fでポートレートを撮りながら
亀戸天神あたりでPEN-FとZenfoneZoomの人物作例撮り
モデルは頭からスカイツリーを生やしたさきちゃん。

船橋屋でよしの餅。
くず餅なんだけど、きなこと黒蜜のかわりに、あんこと黒蜜というわけで
これはこれでうまし。

あとから知ったが、
われわれが錦糸町駅で待ち合わせてランチ食べてた頃、
境界協会フィールドワークでは隣の亀戸駅でランチしてたらしい。
ニアミスでした。ああ、だったら午前中だけ境界協会のフィールドワークに
顔を出すって手もあったなあ。

帰宅後、
Pen-Fを梱包して発送して
ITMediaにレビューを書く。

まあ
個人的には不満もあるけど、
・AFはE-M1の方が安定してる気がする
・バリアングルモニタが開きづらい
 というかそもそもバリアングルモニタになっちゃったのが気に入らん
・USB端子が相変わらず独自仕様で困ったちゃん
好き嫌いを抜きにすれば、予想以上によくできてて
楽しいカメラでありました。これはいいわ。

なんというか、いい製品にはメッセージがあるわけですよ。
PEN-Fはキットレンズが12mmF2ということや
バリアングルモニタが開きづらいこと、
操作系の配置などなどから
「ファインダーを覗いてスナップを撮ってね」という
メッセージが込められてるのだ。
そういう視点で見れば、
実にいい。EVFを覗いて右手の人差し指と親指で
クククッとセッティングしてパシッと撮る。
その一連の操作が気持ちいい。
ファインダーの位置が左上にある分、
右手の動きに余裕があるのもいい。

逆に、わたしみたいに、EVFを覗いて、
あ、このアングルは違うな、ちょっと背面モニタに切り替えて
ローアングル(あるいはハイアングル)で構図をかえてみよう
なんてことを頻繁にヤル人にはモニタがチルトするE-M1の方がいいのである。




2016/01/30

仕事ついでに六本木散歩
六本木へ。
あの、0円SIMを付録に付けた雑誌から
とある製品について古くからのPC系ライターとしてコメントを求められまして
面白そうなので行ってきたのである。

で、0円SIM愛用してます、的な話もしつつ真面目な話もしつつ、
行きは六本木一丁目駅から、
そういえばここに昔IBMがあったなあと思いつつ
六本木は坂の街だなあと思いつつ


編集部へ。
帰りは丹波谷など、


六本木高低差を楽しみつつ
檜町公園経由で乃木坂へ。

急峻な崖を造成して立てた古いおうちがいくつも残っているのがたまらん。
最高なのは三河台からミッドタウンへ向かう途中のこのおうち。

そこらじゅうの瓦礫を埋め込んで擁壁にしているのだ。

こういう擁壁を「ガンタ積」というらしい。危険な擁壁……というか見るからにあぶなそうだし。
こういう擁壁や古い木造のおうちと、昭和なマンションとイマドキの高層マンションが混在してるのが都会の面白さなのだよなと思う。

乃木邸跡に猫がいたなと思って立ち寄ってみると、
ほんのちょっと前に亡くなってしまったらしい。
合掌。




2016/01/29

ONEDARI BOYS10周年記念イベントの夜
家に篭もって働く日。
だったのだが、急遽、某社のTさんが参加できる目処がついたというので
「ONEDARI BOYS 10周年記念イベント」
へ行ってきたのである。定員50人のところ、当日ゲットした番号は48と49。
ギリギリでありやした。
[L] あのONEDARI野郎たちが帰ってくる!ONEDARI BOYS 10周年イベント、1/29に開催 | Lifehacking.jp
[N] ブログマーケティングの歴史を紐解く!?「イベント:帰ってきた ONEDARI BOYS」(2016年1月29日)

ONEDARI BOYSって何、といわれると実は知らない。
2006年はブロガー文化とは離れたとこにいたから。
blog自体は知ってて、自分の日記サイトもblogへ移行しなきゃなあと
思ってた頃。
ああ、ブログっていつの間にか定着したなあ、
みんな楽しそうにやってるなあと思っていた頃。

しばらくすると、ブロガーマーケティングというのが出てきた。
それを感じたのはいつぐらいだか、
アルファブロガーと呼ばれる人たちがさまざまな製品紹介やレビューを独自で行うのが目につきだし、
いくつかの会社が、ブロガー向けの製品発表会をプレス向けとは別途行うようになってきた頃。
わたしはブロガーではないのだけど、知人に招待されて
ブロガー向けの発表会にときどきお邪魔し、
ああ、時代はこう動いているのだなと感じ入ったのはいつだったか。
覚えてないのだけど、
どうも、そんなブロガーマーケティングの先駆けが「ONEDARI BOYS」だったらしいのだ。

何年か前、たまたまONEDARI BOYSのいいだしっぺ(でいいのか?)でもある
いしたにさんと知り合ったのをきっかけにその辺の人たちとつながりができたものの
未だにブロガーの集まりへ行くとアウェイ感があるわけだが
まあそんな縁で、Tさんに紹介したい人もいて、雨の中行ってきたのである。

で、だな。
このイベントで、ONEDARI BOYSとは何だったのか、
何が画期的で、なぜ成功したのか、という歴史を勉強させていただきました。
うん、今だからよくわかる。

まあイベントの内容はほかをみてください。
たぶんこのあと続々とブログがあがると思う。
[L] 帰ってきたONEDARI BOYSイベント無事開催!私のぐぬぬを3枚のスライドで伝える | Lifehacking.jp
帰ってきたONEDARI BOYSイベント、実は最終回でした!のまとめ - Togetterまとめ




2016/01/28

PEN-F
オリンパスからPEN-Fが発表された。
レビューを書くべく作例を撮ったりあれこれするわけで、
詳細は来週辺り掲載されると思われる
レビューを読んでください。


まあ開発者が楽しんで作ったのがわかるよいカメラですよ。
使ってみると実にしっかり作ってある。

はじめてPENにEVFが内蔵されたんだが、
それは必然であり、つけるべきだったと思う。

ますます、いつかでるであろうE-M1の後継機が楽しみであるわけだが、
モニタがバリアングル式にならないことだけを祈っております。
バリアングルよりチルト式の方が優れている6つの理由、とか
どっか書かせて下さい(6つあるかどうかは知らないけど←今適当につけた数字なので)。

で、ascii.jpに猫連載を書いてメール。
ITMediaにiPhoneの4K動画から静止画を切り出して使おうな話を書いてメール。

これはE-M1 + 60mmF2.8で


2016/01/27

天神山城址と島屋敷遺跡と柴崎館址と狛江入道館址はセットで
カメラを持ち、
ちょいと自転車で撮影散歩。

といいつつ、まあ写真はたくさん撮ったけれども、
密かなメインは、島屋敷遺跡と国分寺崖線上にあったという
狛江入道館址や柴崎館址の訪問。
2月6日の東京古道散歩で佐須街道を深大寺まで歩くので、
その途中に見える、狛江入道館跡地をチェックしておきたかったのだ。

伝承にすぎないといえばそうなのだが、
中世に居館を構えるには地形的に良い場所であり、
可能性は高い。

カシミール3D + スーパー地形セット。赤い線はGPSログ。

柴崎館址は今の柴崎稲荷神社周辺といわれてる。国分寺崖線の崖の上である。
柴崎稲荷神社
狛江入道は吾妻鏡に登場する人物。
その館が今の晃華学園の敷地あたりだったと江戸時代の地誌に書いてある。
斜面にあった小さな稲荷。その奥に晃華学園。
もうちょっと西へ行くと深大寺城址もある。

島屋敷遺跡は
中世には金子氏の居館があり、
江戸時代初期に柴田勝家の孫が移り住んで居館を構えていたらしい。
ここは団地建て替え時に発掘されており、
中世以降の遺構が見つかっている。
説明板は2つあり、もうひとつの方には最初の入居者は3万年前と書いてある。
古代からずっと人が住んできた遺跡の上にさらに住むってのはいいなあ。
ちょっと住んでみたい。


このように高低差を強調した地図で見ると、
確かにこのあたりに館を構えれば全体を見渡せるし、
水も豊富で農地も広くとれそうだしで
良い場所だったのだなあってのがわかりますな。


2月6日の東京古道散歩は古代から中世も含む、
あまり知られてないこのあたりの歴史を楽しめるので
みなさまぜひ。

深大寺は門前町や蕎麦屋や鬼太郎が揃っていて今でも手軽な観光地だけど
(ほんと、東京とは思えない観光地っぷり)
多くの人は深大寺へピンポイントで向かっちゃう。車やバスで。
でも古い街道を歩いて歴史や地形や地勢を味わいながらアプローチすれば
ピンポイント訪問の数倍は楽しめるのだ。
特に深大寺なんて1000年以上の歴史があるわけで、
当時、ここにお寺を構えたのは理由があったのだなというのを感じ取れると
より感慨深いってもんであります。

講座詳細 | ヨム・カク・ミル・シル 新潮講座 SHINCHO CHAIR | 新潮社

2016/01/26

横浜へ写真を撮りに行く
高解像度の作例が欲しいな、
ディテール描写が分かりやすい被写体があるところ。
そうだ、久々に横浜へ行くか、
ってんで横浜へ。
みなとみらいじゃなくて、
もっと古い横浜。
象の鼻とか、元町とか。
横浜はあっちの方が面白い。
昭和初期の近代建築がたくさん残ってるし、
起伏もあるし。
そもそも最初の横浜は元町のあたりだし。

やはり何度行っても面白いところですな。
ただ、港の見える丘公園が工事中だったのはまいった。





黄昏れるまでいたかったけど、
重い三脚を持っていた分、疲れたので帰宅。


2016/01/25

人形町
人形町にある知人の会社を訪問し、
生ハムとワインをいただきながらあれこれ楽しそうなプロダクトの話や世間話なぞをしつつ楽しくすごす。

2016/01/24

茅ヶ崎城址散歩の日
茅ヶ崎城址である。
実は神奈川県には茅ヶ崎が2つあって、
めざすは、砂混じりじゃない方。
海というよりは丘陵地。
駅でいえばセンター南。
あざみ野から横浜市営地下鉄で
港北ニュータウンである。

丘陵地を開発して作られた巨大なニュータウンで
1983年に入居が開始。
で、そのあたり、実は縄文・弥生から戦国時代までの遺構がたくさん有る、
早渕川沿いに古くから人が住んでいたエリアで、
特に中世は、矢倉沢往還と中原街道(どっちも江戸時代よりずっと前から有る古道なのだ)に挟まれたこのエリアは重要な土地だった。

そして、中世、茅ヶ崎の台地の端っこに築かれたのが茅ヶ崎城なのである。
でも城主が誰だったかは不明。
ただ、曲輪や空堀や土塁が発掘されており、そこに城があったのは確かなのだ。

メンバーは4人。そのうちひとりが地元で詳しいというので案内して貰い、
わざわざぐるっと回って、虎口から城を攻める。






遺構がきれいにのこってて眺めもよくて良い場所でありました。

恒例、城址の真ん中でシータ。


茅ヶ崎城 中廓でシータ #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

その後、都筑中央公園にある杉山神社へ。

これが気になったのだが、何の解説もなし。残念。

元都筑郡には杉山神社がすごくたくさんある。
江戸時代の時点で70社以上ある。
でも東京にはほとんどない。
こういうのって面白い。
しかも、都筑郡の杉山神社は延喜式内社なのだ。
たくさんある杉山神社の、どれが延喜式神名帳に書かれた杉山神社なのかはもう
わからないのだけれども、
茅ヶ崎にある杉山神社はその論社のひとつなのだという。
だからちょいと立ち寄ってみたかった。
まあ、まわりがニュータウン化してるので公園と化した里山に
ぽつんと残っている感じであるけれども、裏には貝塚もあり、
古い場所なのは確かだが、早渕川の対岸にも同様に遺跡群や杉山神社があり
(こっちは旧地から何度も遷座してるのだが)
どちらがそうなのか、いやどちらも違うのか、よくわからず、
答えはなかなか出なさそうである。

そして川を渡って
横浜市歴史博物館へ。


港北ニュータウン近辺の歴史がわかるかと思いきや、
もっと広い範囲を扱っており、まあ横浜市の博物館だからしょうがないのだが
関東地方の横浜を中心とした古代から近代への歴史を概観できる。

日が暮れたのでセンター北のソンジンであったまりつつ
分厚いホットケーキを食い、
帰宅。



2016/01/23

デビッド・ボウイの日
今日から一週間、
デビッド・ボウイの追悼ってことで
ドキュメンタリー映画「『デヴィッド・ボウイ・イズ」が
新宿ピカデリーで上映されるのである。
ドキュメンタリー映画『デヴィッド・ボウイ・イズ』が追悼上映 - 新宿・難波で1週間限定 | ニュース - ファッションプレス

で、妻がチケットをとってくれたので
新宿まで出かける。

ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で開催された「デヴィッド・ボウイ・イズ」展のドキュメンタリー。
最終日に撮影され、キュレーターの案内の元、
展覧会の順番に解説とそれに有った映像や
関係する人たちのライトニングトーク(山本寛斎も登場)
で構成されてて、
デビッド・ボウイがいかにしてデビッド・ボウイになり
いかにして変化してきたかを見せつつ、
音楽のみならず、ビジュアルや演出もすべて含めてデビッド・ボウイだったのであり、
何をやってもデビッド・ボウイだったのだということを再認識させてくれる面白い映画なのであった。

さらに、NHK BSでデビッド・ボウイの追悼ということで
2013年にBBCが作ったドキュメンタリーと、1987年のライブを放映。

さすがBBCだわ。
日本にいて日本のメディアからの情報とよくわからん英語版のアルバム
(輸入盤しか買わなかったので、実は各曲の邦題も知らない)
ではわからなかった当時の様子やデビッドボウイは何をしようとしてたのか
ああ、やっぱすごいわ、ボウイ。
なぜひとりだけああいう衣装だったのか、どういうことを考えていたのか、
なぜBerlinで作ったアルバムはああいう路線だったのか、
Ashes to Ashesでトム少佐をジャンキーにしたあと
Let's Danceへいたった流れもわかったし。

カルロス・アロマー丸くなっちゃったなあ。
Let's Dance以降はすごく端折られてしまったけど、
デビューから83年までの変化はすごくよくわかり、
しかも、当時のミュージシャンがボウイの曲作りについて語ってくれて
面白いこと。

1日にデビッド・ボウイのドキュメンタリーを2本立て続けてに観たので
どっちがどっちか混乱してるんだけれども、
すっかり追悼の日となり、
いろんなことが腑に落ちたのでありました。
ああ、あのときの衣装はそういうアレだったのか、とか。

70年代のから、さらっとしか聞いてなかった90年代以降のものまで
もう一度いろんなアルバムを聞き直そう
(たぶん、ほとんど持ってて、iTunesに入っているから)。
昔買った、デビッド・ボウイのPVを集めた2枚組DVD(best of bowie)を見直そう。


例のLINEの話-暗号化バップアップかそうでないか
芸能人不倫ネタはどうでもいいのだけど、
LINEの履歴流出という点がどうもひっかかるのが
IT業界に首ツッコンでる人のサガで、
FBのTLも、このLINEネタでいくらか盛り上がる。
その辺をまとめてみた。

昨日はこれ。三上洋さんの記事。

ASCII.jp:ありがとう文春! ベッキー・ゲス極事例からLINEの安全を考える (1/3)

この記事では

1.川谷さんのスマートフォンを直接触って画像を取り出す川谷さんに近い人が、川谷さんのスマートフォンを直接触って、画像を取り出すパターン。LINEを開きスクリーンショットを保存。パソコンに接続してスクリーンショット画像を抜き出すという方法なら、数分程度で済むだろう。

とあるけど、もしこの方法なら、パソコンにつなぐより「AirDrop」使ってiPhone→iPhoneで取り出す方が簡単で早いのでありうるだろうな。iPhoneを使ってた場合、だけど。いや、iPhoneだと思う。

で、有力としているのがこれ。

3.iPad版LINEでアクセスするiPad版のLINEで、川谷さんのスマホのLINEを読み書きする方法。川谷さんがLINEに設定しているメールアドレスとパスワードがわかり、かつ一度はスマホを手にする必要がある。iPad版のLINEから川谷さんのメールアドレスとパスワードでログインし、スマホ側のログイン通知を消去すれば、発覚する恐れが少ない。
もともとiPhoneでもiPadでも受け取れる設定にしてあり、iPadは自宅においてあって家族は見放題、というのならありそうかなと。

だがそれ以上に有力な情報が出てきた。
これならハイテクもノウハウもなく、旧端末が手元にあって(まあ売ってしまわない限り、家に置いてあるはずだし)、そのパスコードを知ってる(あるいはパスコードをかけてなかった)という条件なら簡単に実現できる。

多分私と同じ方法を使ってLINEは流出したんだと思う。 - はてな匿名ダイアリー

そんで恐らくゲスの方が機種変して新しいiphoneにLINEアカウントを移行したと思うんだけどその際に古い機種のLINEを削除しなかったんだよね。
この時点でゲスのLINEが使える(見れる)機種がこの世に2つ存在してしまうんだよ。
ほんとにそうなるのか。
LINEって1アカウント1端末がウリなんじゃなかったっけ?

ちょっと気になったので調べてみた。うちも古いiPhoneがたくさん転がってるから。
で、そうなる条件がだいたいわかった。

iPhoneを買い換えたとき、バックアップから復元するのが一番手っ取り早いのだが、
iOSのバックアップには
通常のバックアップと、暗号化バックアップの2つがあるのだ。
前者の暗号化されてないバックアップだとセキュリティ上問題のある
パスワードなどログイン情報はバックアップされない。
だからそちらで復元すると、新しくLINEにログインし直さなきゃいけなくて、
そのとき、古い端末の方は自動的にログアウトされて使えなくなる。

問題は「暗号化バックアップ」の方だ。
暗号化バックアップは、暗号化している分、パスワードやログイン情報など細かいところまでバックアップされる。
だから暗号化バックアップから復元すると、
すぐに買い換え前と同じ状態で使い始めることができる。
すげー便利である。わたしも最近はこっちを使ってる。
で、暗号化バックアップから復元した場合、
LINEではログインした状態で復元されるようで、
旧機種と新機種の両方でログインしたままになるのだ。
うちにあるiPhone 6 Plusと6s PlusでLINEを起動してみたらそうなってた。



ああ、これが一番ありそうだなと。
まあ古い端末にパスコードがかかってない、あるいはパスコードを知っていた
という条件が加わるけど、
家に転がってる旧端末からアクセスできればあとは簡単である。

これはLINE側が、複数の端末からアクセスがあったら
その旨ちゃんと端末側に確認を促すなど、対応すべき案件なんじゃなかろうか。

LINEからの公式見解もでてるけど、
LINE Corporation

これらすべての条件を満たした極めて限定的な状況下にない限り、起こりえません。
確かに限定的な状況下だけど、あり得ないことではないものな。

まあよからぬことをするときは幅広く深い知識とノウハウを持ち、
それらを駆使してリスク管理をする必要があるということです←そういう結論でいいのか

Skitchは今日で消えるのか
Skitchという非常に優秀なアプリがあるのである。

Skitchはもともとスクリーンショットをとってそれに注釈をいれたり図形をいれるためのMacOSX用アプリとして登場した。
他人に何かをちょっと説明するときに仕事でもプライベートでもめちゃ便利なのである。

やがてiOS版が出て、スクリーンショットや写真にちょっと書き込めるアプリとして使われ、そこに目を付けたEvernoteが買収。

やがてSkitch 2.0からデータをEvernoteのノートとして持つようになり、
スマホとパソコンでデータが共用され、
ますます便利なアプリになっていったのである。

わたしもしょっちゅう使ってる。
ブログでも頻繁に使うし(地図に説明をいれるとか)

仕事でもちょっと図版に指示をいれたりアイデアを説明するときに使うし、
他人のブログやWebメディアを見ていても
使ってるところは多い。
矢印のデザインや文字飾りに特徴があるのですぐわかる。

そのiOS版とAndroid版が2016年1月22日をもってなくなるのだ。
2016/01/11にとったスクリーンショット

スマホ版はここで消える……と思うのは実はちと早計。

最新のEvernoteにはSkitchの機能がそのまま組み込まれてるのだ。
SkitchはEvernoteに買収されて以来、徐々にEvernoteとの合体をすすめ
ここに完全に融合し、
Skitchは消えたけどその機能は残ったのである。


そういう意味では、
Evernoteの進化に飲み込まれたといっていい。
Evernoteを使ってる人はそのままEvernote上でSkitchできるのである。

逆に
Evernoteに連携しなくてもいいから
スクリーンショットや写真にサクサクとひとこといれて
カメラロールに保存できる
シンプルで軽いSkitch的なアプリが欲しいとは思うのだけど。


2016/01/22

世田谷美術館で「浦沢直樹」展
寒いですな。
寒いけど晴れてるので
レビュー用デジカメを持ってご近所の定点作例撮影に行く。
撮ってたら寒くなってきた上に雲が出てきたので、
晴れ間が出る前に移動しようと自転車で移動中
世田谷文学館前を通りがかると
「浦沢直樹展」やってるじゃないか。

知らなかったー。
空は曇ってるし、まあ作例は後回しでいいや、ってんで
800円でチケット買って入場である。


ここから先は撮影禁止。

中は
浦沢直樹の歴史と原画展。
とにかくコミックの原画、ネーム、イラストがてんこもりなのである。
原画は各作品1〜3話ずつ展示されてるので、
つい読みふけっちゃう。浦沢漫画を原画で読めるというすごい体験。

残念なのは「マスターキートン」。代表作の原画はほぼ網羅してるんだけど、
マスターキートンだけは、なぜか「リマスター」(最近書かれた後日談的なもの)版のみ。初期マスターキートンの原画はないのだ。
ああ、わたしにとって浦沢直樹をはじめて意識したのが「マスターキートン」なので
浦沢漫画≒マスターキートンなのだ。
欧州考古学ネタというわたしのツボにずぼっとはまった内容だったし。
あれは名作。

マスターキートンを知り、少し遡ってパイナップルアーミーを読み、
YAWARA!というパターンだったんである。
その後のHappyはいちおう連載で読んでたけどそれだけ。
MONSTARは単行本全部持ってます。
PLUTOも持ってる。
20世紀少年はスピリッツで読んだ。
今連載中のビリーバットは……モーニングをDモーニングに切り替えてからは
読まなくなってしまった(ビリーバットはDモーニングには載らないので)。

展示の途中でもうひとつの撮影可能ポイントでともだち。



後半は昔の作品。
小学生時代に描いたものからデビュー前のもの、
デビュー直後、BE-PALに描いていたアウトドアノウハウものまで
幅広くあって、
初期の作品を見ると、絵柄に70年代テイストがただよっていて、
ガロ的劇画調というか、当時の誰だったかに絵柄が似ていたのだけど、
名前が出てこない。

その頃から今の浦沢直樹ならではの画風への変遷が見られるという点でも面白いわ。

ファンはいくべし。


2016/01/21

くずし字勉強会の木曜日
ascii.jpに猫連載を書いてメール。

夜は都内某所某大学某研究室で某先生のもと、
くずし字勉強会。
……1行のうちに同じ音を違う文字で書き分けるなーーーっ
というわけで全然進まず。

昔のかなは漢字を崩したものであるから、
元の漢字がわかれば読みも想像つくかと思いきや
「耳」を崩したものは「に」である。
耳の音読みは漢音では「じ」だけど
呉音(より古くに日本に入ってきた読み方)では「に」となるんだそうで
いやはや厄介さん。

いきなり昔の手書きの文書を見せられても当惑するだけだけど、
連綿と続く歴史の中で徐々にかたまってきて、
現在の日本語の文字に至ったという流れがわかると
面白いものであります。難しいのは相変わらずだけど。


2016/01/20

文京区シビックセンターから富士山
都内某所で……じゃなくていいのかこれは。
インプレスで仕事の打ち合わせ。
来月は仕事があるようです。よかった。

その足で猫写真でも撮ろうとぶらぶら猫ポイントを歩くが不発。
うーむ。あそこにいないとは残念。

そのまま帰るのもアレなので古地図を見ながらぶらぶら歩いてたら水道橋まで来ちゃいまして、ちょうど日が沈む頃で、
そうだ、夕焼けと富士山でも撮ろうと文京区役所へ。
ここの展望フロアって有名なのだけど行ったことなかったのだ。
たまたまオリンパスの40-150mm/F2.8も持ってたし。

エレベーターで上るとダイヤモンド富士でもないのにカメラ持った人たちがずらり日没待。


その隙間に陣取り
ひたすらAEブラケットで撮影し、
帰宅して、LightroomでHDR化してちょいと味付けしてみたのがこちらです。

P1200243-HDR.jpg

2016/01/19

パナのTX1に心を惹かれる今日この頃です
都内某所で某社の某な某。

に向かう途中、パナソニックからプレスリリースが届く。
待望、CESで出た新型デジカメとレンズの国内正式発表である。
100-400mmも気になるが
わたしの琴線に触れたのが、DMC-TX1。


海外ではTZ100って名前だった上に、昔、DSC-TX1というコンデジをソニーが出してたりするのでややこしい。
DSC-TX1 | デジタルスチルカメラ Cyber-shot サイバーショット | ソニー
DMC-TX1|デジタルカメラ LUMIX(ルミックス)| Panasonic
ややこしいでしょ。

それはともかくとして、
TX1が良さげなのである。
コンパクトで片手で基本操作ができて広角も望遠もそこそこ撮れて、
街歩きの友に気楽に持って行ける常用コンデジが欲しかったのだ。
TX1ときたら、

・EVF搭載
・タッチパネル搭載←タッチパッドAFも使える!
・4kフォト搭載←しかも4kフォトのバリエーションが増えた
・空間認識AF搭載←これ、速いのだ
・USB充電対応← \(^o^)/
・25-250mm相当の10倍ズーム←250mmあれば猫もなんとか

と、モニタがチルトしない以外はわたしのニーズに答えてくれるのだ。
レンズはF2.8-5.9とさほど明るくないが、
まあ、1インチセンサーを積みつつ高倍率ズームを積みつつ
コンパクトにおさめようなんて思うと、そこが犠牲になるのはしょうがない。
てなわけで、円安が恨めしいのであるが、(cp+までにもっといいのが出ない限り)
欲しいのである。
金はないけど。

日記に戻る。

せっかく都心に出たのであれこれ散策する。
幽霊坂をのぼり、
月の岬エレベーターを下り、
夕暮れの東京タワーを愛でる。


でも猫にあまり出会えなかったのが残念なり。

2016/01/18

雪が降ってる。

毎度、東京は雪に弱いと言われるけれども、
そもそもラッシュ時はギリギリで運行している交通システムなのだから
全エリアでちょっとずつ徐行したり間引き運転したりすれば
あっという間に駅がパンクするのは自明であり、
多少の遅延や運休があってもびくともしないほどの余裕を持たせない限り
雪に弱いとかそういう問題ではなく、
つまるところ午前中休校とか、不要不急でない業務ならさっさと午後出社にするとか
そんな柔軟性を持てるようにならないとだめでしょう、
といってるわたしは
家でのんびりと窓の外を眺めているのであった。

でも雪が降ったらついカメラを持って外に出てしまうのが
哀しい性というもので、
コンビニいくだけなのに首からOM-Dぶら下げていく始末なのであった。

P1180033.jpg


だがしかし、残念ながら雪猫写真は撮れず。
まあそう都合良く住宅街の猫が雪の上にいてくれるわけないわな。

で、単行本の目次案をまとめてメールする。
にしても、マジで仕事してないな、今年にはいって。やばい。

2016/01/17

宮前平へ湯治へ!←それが予想以上によいとこでした
妻が仕事が一段落したのでどこかでかけようという。
そうだなあ。腰の調子がまだよくないから温泉にいこうとわたしがいう。
小田急線1本でいける鶴巻温泉「弘法の湯」が定番なのだが
毎回それではつまらない。小田急沿線でいくつかさがすがいまひとつ魅力に欠ける。
かといって箱根まで行くのも遠い。
気軽に行けるいい温泉はないものかとググってたら、
宮前平、しかも駅から5分の立地に源泉掛け流しの温泉があるのだという。
それはしらなんだ。

宮前平といえば、バリバリの丘陵地開発住宅地ではないか。
しかも、溝の口を超えたら、梶が谷→宮崎台→宮前平とあっという間ではないか。
しかも、@nifty温泉 によると、評価がめちゃくちゃ高い。
しかし、土日はすごく混んでいるという。
サイトのFAQを見ると、日曜でも午前中なら大丈夫そうというので
朝から近場の温泉へ。

用賀まで自転車で走り、そこから田園都市線である。

宮前平を下りて坂を登ること数分。
日曜の午前中なのに同じように坂を登る人たちがけっこういて驚く。
ほんとにはやってるのだ。

その温泉は丘の上にあった。ああ住宅街の真ん中だと云うけれども、
丘の上なら非日常感もそこそこあって悪くない。
温泉施設の真下に三田家の墓地があるのが気になったけど、
まあそのくらいはよし。


それが
 | 宮前平源泉 湯けむりの庄 | である。

システムがよくわからないが、はじめてだというと丁寧に教えてくれる。
スーパー銭湯的日帰り温泉施設で、
温泉のみならず、館内着に着替えてくつろいでいってくださいという場。
新しいので設備もきれいでなかなかよい。

岩盤湯がウリのようだが、とりあえず温泉のみで。
はだかになって浴室へ行くと、
浴槽のバリエーションは多いわ、ほんとに源泉掛け流し風呂だわ
ほどよい湯温で長時間はいってられるわ
丘の上なので露天風呂から見る青空も楽しいわで、
予想以上によいところでしたことよ。
休憩室にはマンガも揃ってるし。
多摩丘陵だか下末吉台だかの台地の上で起伏が激しいのも地形好きには楽しいし
これはリピーターが多いのもわかるわ。
これから近場の温泉へ行きたくなったらここへこよう。
平日ならさほど混んでないそうだし、ちょっと安いし。

で、温泉に浸かってゆっくりしたら腹が減ってきたので、
宮崎台までひと駅だけ旧大山街道(自体は宅地開発で失われたのでそれに近いルート)で高低差を楽しみながら歩き、
宮崎台駅前の小さなお店で洋食のランチ。
以前見つけた店である。

帰りは自転車でたらたらと。
途中、ピンクのドレスを着たお地蔵様を見つけて撮影。
妻がiPhoneで撮ろうとしたら旧にiPhoneのバッテリが切れたといって落ちる。
謎である。
じゃあわたしもやってみるかと、iPhoneで撮ろうとしたら、まだバッテリーが残ってたのに
撮影した瞬間に落ちる。
ピンクのドレスの呪いか!
これはCM1で撮影
という日曜日でありました。

さて、
丘陵の上に温泉ってことは、かなり深く掘ったんだよねえ。
どのくらい掘ったのだろう。ちょっと気になりません?
というわけで調べてみたらこのページがよさげでした。
温泉の科学7-0-1
ってことは、1000mくらい掘ったのでしょう。
まあその気になって掘れば、温泉に達するようです。

もうひとつ
「宮前平」「宮崎台」「宮前区」の「宮」ってどの神社のこと?
ってのも気になっておりまして、調べたら
「馬絹神社」のようである。
なるほど。馬絹あたりは古墳もあって古い土地だものなあ。


自分の写真
荻窪圭
東京都, Japan
老舗のフリーライター。街歩きのガイド。専門はカメラ系、ガジェット系、IT系、猫写真系、古道古地図系。 主な著書:「古地図と地形図で発見! 鎌倉街道伝承を歩く」「東京古道散歩」「古地図と地形図で楽しむ東京の神社」「デジカメ撮影の知恵」ほか多数。
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